
Cadillac
キャデラックの初シーズン:数字が実際に物語るもの
Marcus Reid · 23 Sept · 4 min read

Yu Chu Chin / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
77BOTCadillac F1 Team
🇫🇮 フィンランド · 37歳 · Nastola, フィンランド出身
| Rd | グランプリ | グリッド | 決勝順位 | pts |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Bahrain GP | 16 | 19 | 0 |
| 2 | Saudi Arabian GP | 16 | 17 | 0 |
| 3 | Australian GP | 13 | 14 | 0 |
| 4 | Japanese GP | 13 | 14 | 0 |
| 5 | Chinese GP | 10 | 20 | 0 |
| 6 | Miami GP | 16 | 16 | 0 |
| 7 | Emilia Romagna GP | 16 | 18 | 0 |
| 8 | Monaco GP | 17 | 13 | 0 |
| 9 | Canadian GP | 19 | 13 | 0 |
| 10 | Spanish GP | 12 | 16 | 0 |
| 11 | Austrian GP | 18 | 16 | 0 |
| 12 | British GP | 16 | 15 | 0 |
| 13 | Hungarian GP | 12 | 16 | 0 |
| 14 | Belgian GP | 14 | 15 | 0 |
| 15 | Dutch GP | 16 | 19 | 0 |
| 16 | Italian GP | 19 | 16 | 0 |
| 17 | Azerbaijan GP | 16 | 16 | 0 |
| 18 | Singapore GP | 19 | 16 | 0 |
| 19 | United States GP | 16 | 17 | 0 |
| 20 | Mexico City GP | 15 | 14 | 0 |
| 21 | São Paulo GP | 11 | 13 | 0 |
| 22 | Las Vegas GP | 19 | 18 | 0 |
| 23 | Qatar GP | 13 | 11 | 0 |
| 24 | Abu Dhabi GP | 9 | 18 | 0 |
2024年シーズンのValtteri Bottas対Sergio Pérezの成績比較。
バルテリ・ボッタス
グランプリ通算10勝を挙げ、同世代でも屈指の経験を誇るバルテリ・ボッタス。冷静かつ正確なドライビングと速さを武器に、2013年からF1のグリッドで戦ってきたフィンランド人ドライバーだ。2026年はキャデラックF1チームでカーナンバー77をつけて参戦し、現時点では無得点でランキング22位につけている。
1989年にナストラで生まれたボッタスは、欧州のシングルシーターでステップアップを重ね、速さと無駄のない走りで着実に評価を高めた。2011年にGP3シリーズのタイトルを獲得し、2012年はウイリアムズのリザーブとしてチームに帯同。金曜フリー走行にも複数回出走した。2013年にはウイリアムズでレギュラーシートを獲得し、4ポイントを挙げてランキング17位でシーズンを終えた。
転機となったのは2014年だった。メルセデス製パワーユニットを搭載したウイリアムズが上位争いに返り咲くと、ボッタスも表彰台を重ねた。186ポイントを獲得してランキング4位に入り、トップチームから注目される存在となった。その後も2015年は5位、2016年は8位でシーズンを終えている。
ニコ・ロズベルグの電撃引退を受け、ボッタスは2017年にメルセデスへ移籍。ルイス・ハミルトンのチームメイトとして、グリッドで最も注目を集めるシートに就いた。すぐに結果を出し、ロシアでF1初優勝を達成。年間3勝を挙げ、ランキング3位でシーズンを締めくくった。2018年は優れたペースを見せながらも未勝利に終わり、247ポイントでランキング5位。それでも、タイトルを獲得し続けるメルセデスの一員として、揺るぎない信頼を得ていた。
2019年には巻き返しを果たした。ボッタスは4勝を挙げ、シーズン序盤にはランキング首位に立った。最終的には自己最多の年間326ポイントを獲得し、ランキング2位に入った。日程が短縮された2020年も2勝を挙げ、2年連続でランキング2位となった。メルセデスでの最終年となった2021年は1勝を挙げてランキング3位。5年間で通算10勝を積み上げ、最前線で勝利をつかめるドライバーとしての地位を確立した。
2022年、ボッタスはザウバーが運営し、アルファロメオの名で参戦するチームに移籍した。新天地で好スタートを切り、49ポイントを獲得してランキング10位でシーズンを終えた。翌年はより厳しい戦いとなり、2023年は10ポイントでランキング15位。中団勢のなかで競争力が低下したことを映す結果となった。
低迷は2024年も続き、ボッタスは無得点のランキング22位でシーズンを終えた。
ボッタスは2026年にキャデラックF1チームへ移籍し、カーナンバー77とともに新たな環境へ飛び込んだ。現時点ではまだポイントを獲得できておらず、ランキング22位につけている。
ウイリアムズ、メルセデス、アルファロメオ、そして現在のキャデラックへと続くキャリアを通じ、ボッタスはさまざまな環境で力を発揮できることを示してきた。中団のマシンで期待以上の成績を引き出しながらポイントを稼ぎ、圧倒的な強さを誇るチームでは幾度も勝利を挙げ、再建期にはチームの支柱を担ってきた。その歩みは、ランキングにも明確に表れている。2014年の4位で存在感を示し、2019年と2020年の2位でトップ争いにふさわしい実力を証明した。一方、2022年以降の厳しい成績は、中団で戦う現実を物語る。37歳を迎え、約15年にわたるグランプリ経験と通算10勝の実績を持つボッタスは、2026年もグリッドで一目置かれる存在であり続けている。
Valtteri Bottasは37歳、Nastola, フィンランド出身。F1デビューは2013年。 国籍はフィンランド。現在Cadillac F1 Teamに所属し、カーナンバーは77。

Cadillac
Marcus Reid · 23 Sept · 4 min read